日本旅行の買い物リストに、いつもとは少し違う美容の選択肢を加えてみませんか。口紅やファンデーションを選ぶように、毎日手にする「道具」に目を向ける。今回紹介するのは、広島・熊野の筆づくりにつながる化粧筆です。
ものづくりの背景も、選ぶ楽しみに
熊野筆事業協同組合によると、熊野の筆づくりは江戸時代末期にさかのぼります。その歴史を知ってから化粧筆を見ると、毛先だけでなく、持ち手や形にも目が向くかもしれません。1
ただし、「有名な産地だから」「高価だから」という理由だけで選ぶ必要はありません。大切なのは、自分が普段使っている化粧品と、毎朝のメイクに合うかどうかです。
最初の一本は、よく使う用途から
店頭では「フェイスパウダー用」「チーク用」など、使いたい場面を先に伝えると相談しやすくなります。手持ちの化粧品の商品名や写真を用意し、粉状なのか、液状・クリーム状なのかも伝えましょう。
筆の大きさや形、素材によって対応する用途は異なります。最初から一式をそろえるより、出番の多い一本を候補にして、握りやすさや重さを比べるのも選び方のひとつです。
試す際は店員に方法を確認し、感触だけでなく、自分で動かしやすいかもチェック。「毎朝、無理なく使えそう」と思えることを大切にしてください。
お手入れまで含めて、自分に合う一本を
購入前に聞いておきたいのが、日常のお手入れ方法です。熊野の化粧筆メーカー・竹宝堂は、使用後のやさしいティッシュオフや、洗浄後に風通しのよい場所で自然乾燥させる方法を案内しています。2
ただし、すべての筆を同じ方法で扱えるわけではありません。選んだ製品の素材や用途に合う洗浄方法を、説明書や販売元で確認しましょう。旅行用ケースに収納する際も、十分に乾いているかを確かめたいところです。
旅先で選んだ道具が、日常の楽しみになる
台湾へ帰り、いつもの鏡の前で、旅先で選んだ一本を手に取る。そんな場面を想像しながら買い物をすると、価格や見た目だけではない、自分にとっての価値が見えてきます。
次の日本旅行では、毎朝の時間を少し楽しみにしてくれる道具を探してみませんか。
出典・参考リンク
写真:広島県熊野町・筆の里工房の外観(2009年8月14日撮影。現在の様子とは異なる場合があります)|撮影:Shinta|Wikimedia Commons|CC BY-SA 3.0。トリミング・加工なし(表示サイズのみ調整)。







