日本で見つけた器を、特別な日のためにしまっておく。その楽しみもありますが、いつもの朝食や午後のお茶に使ってみると、旅の記憶はもっと身近になります。次の九州旅行では、台湾の自宅で使う場面を思い浮かべながら、器を選んでみませんか。
産地の名前を入口に、自分の好みを探す
佐賀県の有田と長崎県の波佐見は、日本の磁器を知るうえで訪ねてみたい産地です。日本政府観光局は有田周辺の陶磁器文化を紹介しており、政府広報の記事では、波佐見焼が日常の器として発展してきた歴史が紹介されています。12
ただし、産地名だけで作風を決めつけず、目の前の器を一つずつ見てみましょう。色、模様、ふちの形。最初に「好き」と感じたものから、選ぶ理由を探していくのも楽しい時間です。
最初は、使う料理が思い浮かぶ一枚
初めてなら、大きなセットより、小皿や取り皿など一枚から取り入れる方法もあります。朝の卵料理をのせる、果物を盛る、お茶請けを添える。和食に限らず、台湾でいつも食べている料理と合わせる場面を想像してみてください。
柄に惹かれたら、家にある器と並べたときの姿も考えてみましょう。食卓の写真をスマートフォンに入れておけば、色やサイズを検討するときに役立ちます。
「きれい」と「使いやすい」を、両方確かめる
店頭では、許可を得て手に取り、重さや持ちやすさを確認。収納場所に収まるか、重ねられるかも、毎日使ううえでは大切です。
電子レンジや食器洗浄機に対応するかは、産地名だけで判断せず、商品ごとの説明を確認してください。帰国後も迷わないよう、取扱説明を写真で残しておく方法もあります。持ち帰り用の梱包や配送の可否は、購入する店に相談しましょう。
帰国した翌日から、使ってみる
器を買ったら、箱にしまう前に一度食卓へ。いつもの料理を盛り付けてみると、旅先では気づかなかった色の表情や、使い方が見えてくるかもしれません。
「あの日、あの店で選んだ一枚」が、やがて「いつも手に取る一枚」になる。そんなお土産を探す時間も、九州の旅の楽しみに加えてみてはいかがでしょうか。
出典・参考リンク
写真:佐賀県有田町・トンバイ塀のある通り(2015年8月11日撮影。現在の様子とは異なる場合があります)|撮影:Pekachu|Wikimedia Commons|CC BY-SA 4.0。トリミング・加工なし(表示サイズのみ調整)。







