京都の旅に、お寺や街歩きとは少し違う午後を加えるなら、京都国際マンガミュージアムはいかがでしょうか。旅先で本を読むと聞くと意外かもしれませんが、昔好きだった作品を手に取る時間も、日本の文化に触れるひとつの方法です。

本棚の前で、好きだった作品を思い出す

館内の「マンガの壁」には、1970年代以降の単行本を中心に約5万冊が並び、手に取って読めると公式に案内されています。1 あらかじめ一冊に決めておくより、覚えている作者名や、気になっていた作品をいくつか考えて訪れるのも楽しそうです。

ただし、読みたい作品が必ず見つかるとは限りません。蔵書や配架を確認しながら探し、偶然出会った一冊に目を向けてみるのも、本棚を歩く面白さです。

日本語が得意でなくても、見方を変えられる

館内では、日本のマンガの翻訳版や、海外のコミックスを紹介するコーナーも案内されています。1 ただし、台湾で読んだ作品の繁体字版がすべてあるという意味ではありません。

日本語の本を手に取ったら、物語を最初から最後まで理解しようと急がず、絵やコマの流れ、表情にも注目してみては。知っている場面なら、台湾で読んだときの記憶と重ねる楽しみもあります。

同じ本棚から、違う思い出が見つかる

親子や友人と訪れるなら、少しの間それぞれ気になる棚を見て、あとで選んだ本を紹介し合うのも一案です。「学生時代に読んでいた」「この作者が好きだった」と、普段はしない話が出てくるかもしれません。

滞在時間をすべて読むことに使う必要はありません。展示や催しの内容を公式サイトで確認して、興味のある過ごし方を選んでください。京都で持ち帰る思い出が、景色や味だけでなく、懐かしい一冊にもなる。そんな午後を旅程に入れてみませんか。

出典・参考リンク

  1. 館内を埋め尽くす「マンガの壁」
  2. フロアマップ